北海道旅行(11)~サイレントディール①~

広い放牧地、雨も降りだした中、

ようやく、み~~~~つけた!

ディールって呼ぶと、トコトコ寄ってきてくれて、

可愛いお顔で柵カジカジを見せてくれました。


サイレントディールに初めて会ったのは、

デビュー前の厩舎。

それから何度も厩舎で会わせていただいたし、

横断幕も作って、ディールのレースはほぼ応援に行ったな。


性格は、ツンデレ。

撫でて~って言いながら急に噛む素振りみせたり。

知らん顔するから離れると、こっちおいでよ~って言うし。

パドックでも、一度目が合うと次の周回からは顔逸らすし。


あと、お坊ちゃま気質だったね。

厩務員さんからもらった人参、端を一口齧ると、

ポロっと落として前足で横へ蹴る。

すると、隣の全姉ポジ子(ビーポジティブ)がそれをパクリ。

ポジ子におすそ分けしてるのかと思いきや、

ディール、人参は甘い真ん中しか食べない!!

なんと我儘な。。。。

阪神でのデビュー戦、パドックでみていたけど、

草食動物とは思えない血走った眼!

見知らぬ女性が、「この馬の目マジで怖い~」とつぶやくのが聞こえた。

デビュー前の調教でも乗ったジョッキーが、上から見ると、

白目向いてるみたいで怖い、と言っていたそう。

でも、久しぶりに会うディールの顔は、穏やかで優しい♡


現役時代、厩舎でのディールの癖は、

扉を口で開け閉めすることだった。

ド~ン、ガシャ~ンと派手な音を立てて、

開けたり閉めたり。

今もするのかな?

放牧地に扉はないからか、一瞬何かを考えるような顔して、

それから柵をカジカジし始めたディール。

柵カジリはあまり好きじゃないのか、

元来の飽きっぽさ故か、すぐカジカジはやめました。

つづく・・・


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