北海道旅行⑨~ビッグレッドファーム5~

差し込みむ光を受けて白く輝くゴールドシップ。
この日はわざとシップの元にすぐ向かわず、

斜め前のアグネスデジタルの前でデジを撮っていました。

そしたら後ろから視線を感じる(笑)

さらに背を向け続けてるとブモブモ言い出した(笑)

で、振り向くとシップはコチラを見ながら

「そいつばっかり相手すんなや~」

って言ってるようにブモブモ(*^^*)

でシップの前に行くとシップは小窓の下に行き

コチラを見て首をクイッと外に向けて振る。

もしや!!と思って裏に回ると

ヒョッコリ顔を出してくれましたぁ♡♡♡

前日は全然小窓から顔を出してくれなくて

小窓から覗くシップを見たかった私は大興奮!

あの首をクイッっとしたとき

「裏に行ってみ~」っと言われた気がしたのです(^^♪

カシャカシャっと慌てて写真撮ると

「もうエエやろ~」

という感じでシップは小窓から離れました。

小窓から覗くちょっぴりドヤ顔のシップ♡

可愛すぎます(*^^*)

馬房の前に戻ってシップにありがとね~と囁くと

満足そうな顔をしてくれた気がしました(*^^)

つぶらで黒目がちのシップの左目。

その瞳は愛らしさだけでなく強さと厳しさとがあり

相手を見据えて全てを見通しているようでした。


さぁ放牧の時間がやってきました!!

この日も優駿のカメラマンさんがいらしてて、

放牧したときに走る姿を撮りたいとおっしゃっていて、

走ってくれる可能性を賭けてわざとシップを一番最後に

放牧するということでした。

馬房から登場したシップ君♪

ん?

「なんで俺が一番最後やねん?!」

っとちょっとご立腹?(;^ω^)(笑)

カッポカッポカッポ。

放牧地へ優雅に向かいます。

放牧地の入り口から少し下り坂になっていて

いつもはもう坂の途中で離すようですが、

走り出す確率が上がるように今回は

坂下まで引いて行くとのこと。

走ることを期待して写真がら動画に切り替えました!

カメラマンさんもカメラ構えてます!!

さぁ離されました!!

走るのかな?!

っと、トコトコトコと歩いてフェンスに寄ってきちゃいました(笑)

カメラマンさんと「走らなかったね~」と苦笑い(*^^*)

こういうときでも人の期待をものの見事に

裏切ってくれるシップでした。(笑)

走ると期待したら走らないんだろうな~

だからきっと走らないよね~

って思ってたから案外走ったりして?!

ってとこまで考えてたので裏の裏まで

見透かされた感じがしました。

これがゴールドシップらしさで愛される所以なんでしょうね♪

その後のシップはノンビリと草をハムハム(^^♪

お尻も太腿もまだまだ張りがあります!

現役時以上?種付けというとレーニングのお陰?!(笑)


ちょっと地面をホリホリ。

ゴロ打つ?!

打たないのね(^_^;)

シップの目線に合わせて撮りたくて

地べたにへたり込んで撮っていると

「何やってんの?」と訝し気な顔されました(;^ω^)

変人扱いされようと構いません!!

小さく屈んだまま写真を撮って肉眼で見つめて~

を繰り返してるとコチラをガン見してくれたシップ。

その表情は穏やかでした♡

この日は最終日だったので放牧されてからは

シップだけを見ていました。

この世に生まれてきてくれたこと。

皐月・菊花賞の二冠馬になってくれたこと。

有馬・宝塚を勝ってくれたこと。

そしてなんといっても春天を勝ってくれて本当にありがとうと

囁いているとシップの表情がさらに柔らかくなりました。

無事に元気に現役を終え種牡馬になってくれたことにも

感謝をし、この先生まれてくる子供達を楽しみにしてることも

伝えると、本当に白馬の王子様のような表情で

こちらを見つめてくれました。

この写真は私の中でかなりのお気に入りです♡

これからも怪我も病気もせず爺ちゃんよりも父ちゃんよりも

長生きしてね♪また来るからね♪

そう言ってBRFを後にしました。

シップに会えたことはもちろん、ほかにもたくさんの仔に会えて

満足な旅でした。(^^♪

また日々頑張って、必ず会いにこよう♡

Dreaming to its lineage

その血筋に夢をみて

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